ダブル発電とはどのようなもの?メリット・デメリットをそれぞれ確認!

公開日:2021/12/15  最終更新日:2021/12/24

太陽光発電界隈で話題になっているのがダブル発電です。うまく活用すれば電気料金が大幅に下がるだけではなく、発電時の売電収入がアップすることも考えられるなど大きなメリットも少なくありません。今回は太陽光発電の導入を考えている方に向けて、ダブル発電おメリット・デメリットを解説します。ぜひじっくり読んでみてください。

ダブル発電とはどのようなもの?

ダブル発電とは、簡単に説明すると「住宅用太陽光発電(10kW未満)」+「エネファームなどの自家発電設備」を組み合わせたものになります。つまり太陽光発電システムを導入しているだけではなく、家自体を電化することになります。

その2つを組み合わせることで、発電した電力を家庭で電力として使えます。そして余剰の電力に関しては、電力会社へ売れるわけです。

住宅用太陽光発電の場合の売電収入は年々落ち込んでおり、現在では年間10万円弱とされています。しかしダブル発電を利用することで、使用する電力自体を減らせます。その上で売電収入が得られるチャンスもあるので、結果として大きな節約につながる可能性もあるのです。

また自家発電設備があるため、電気を蓄え発電もできます。災害時にも蓄えた電力で電化製品を利用し続けられるなど、災害に強い家にもできます。

押し上げ効果にも注目

ダブル発電で注目されるのが、売電量を増やす押し上げ効果と呼ばれるものです。自家発電設備を使うことで、太陽光発電によって自家消費で賄われる電力が少なくなります。

その結果、より電力会社へ売電に回せる電気量が大きくなるのです。売電による収入を期待している方にとって、ダブル発電はなくてはならないものになりつつあります。

ダブル発電の売電価格は上昇傾向

先ほどお話したように、売電価格は年々下げられています。しかし、それは通常のシングル発電の話です。ダブル発電については、2018年以前はシングル発電よりも売電価格が抑えられていました。

しかし2019年以降はシングル発電と同じ価格での買い取り額となったのです。したがって実質値上げ状態となり、利益が望める段階に入ってきたのです。

ダブル発電を行うメリット

ダブル発電に対し興味を持っている方も増えていると思います。そこでまずはメリットから確認していきましょう。ダブル発電にはどのような利点があり、どんな魅力があるのでしょうか。

天候に左右されにくい

太陽光発電のみであると、天候によって発電量は大きな影響を受けます。曇りや雨、そして雪の日になると発電量が少なくなるため、売電も計画通りにはいきません。その点ダブル発電であると、エネファームの場合はガスと水でも発電するため、天候に影響されません。

また災害時でも、ガスト水道が供給されれば発電が可能です。発電量が安定しますし、天候リスクを軽減できるのはダブル発電の大きなメリットといえます。

売電収入が増える可能性大

ダブル発電にすることで売電収入が増えます。自家発電設備によって家庭で使う電力をある程度まかなえるためより多くの余剰電力が生まれ、売電量が増えるからです。

また日照時間帯は太陽光発電+エネファームなどの自家発電設備の2つをセットで使い、夜は自家発電設備で賄うことで、売電収入がより増える可能性が出てきます。

電気代の抑制

太陽光発電だけではなく自家発電設備があることで、家庭の電気がより多くまかなえるようになります。電力会社から購入する電力量も少なくなるため、大きな節約効果が得られるのです。

またダブル発電をうまく利用すると、電力については基本的に自給自足できるようになります。毎月の電気代が0円になれば、家計も随分と楽になるでしょう。

ダブル発電を行うデメリット

ダブル発電を導入するにあたりデメリットもないわけではありません。

コストがかかる

初期のコストになりますが、太陽光発電だけではなく自家発電設備も導入しなければなりません。太陽光発電だけでも150万円から200万円かかり、そのうえ自家発電設備となるとプラスで150万円から250万円はかかります。

初期コストの回収には少なくても数年の時間が必要になるため、ある程度は長く住み続ける必要があります。

設置スペースを考える必要あり

太陽光発電の場合は、とくに使っていない屋根を活用するものです。しかし自家発電設備は、その設備を庭等に置くスペースが必要になります。幅に関しては70センチから1m程度で、高さは160センチほどにもなります。

土地が狭いと設置スペースがないことで利用できない可能性もあるので要注意です。業者側に庭を確認してもらうなどして、導入できるか確かめましょう。

 

ダブル発電とは、太陽光発電と自家発電システムの両方を採用したものになります。電気をより多く作り出すことができ、電力についてはほぼ自給自足ができます。一方で導入にはコストなどの問題もあり、気軽に採用できるものではありません。導入する場合は、見積もりなども活用し、少しでもお得なところを探しましょう。

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