太陽光発電を設置するまでの具体的な流れをチェックしよう!

公開日:2022/03/15  最終更新日:2022/04/12

太陽の光をたくさん当てることで発電する太陽光発電は、脱炭素社会を目指す日本国内においても急速に普及しました。そのため、これから導入しようと検討している方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、太陽光発電を設置するまでの具体的な流れを解説していきます。

太陽光発電を設置するまでの具体的な流れとは?

太陽光発電を導入するためには、まずは相談から始めます。訪問販売で訪れることもありますが、早急に何とかしたいと考えている方は太陽光発電の業者にこちらから相談を持ち掛けましょう。太陽光発電設置業者への相談後は、以下の流れで進めていきます。

調査と見積もり

相談した後は、太陽光発電を設置する場所を調査します。太陽光発電の設置は、設置場所、配線、パネルの向きや枚数などさまざまな項目を検討しなければいけません。もし、現地調査をしないような太陽光発電設置業者の場合は要注意です。

調査が終了したら、適切な設計内容に基づき見積もりを作成します。見積もりが提出されたら、内容を確認し、わからないことがあれば遠慮なく質問するようにしましょう。

契約・施工・引き渡し

見積もりの内容に納得した場合は、契約手続きです。契約手続きが終了したら施工が始まるので、充分検討した上で契約しましょう。契約が締結されたら、いよいよ太陽光発電の施工に入ります。完全に太陽光発電の設置工事が完了したら、太陽光発電が正常に作動するのかを確認し、引き渡しになります。

太陽光発電の設置費用の内訳

太陽光発電の設置で必要な費用は、太陽光パネルや工事費など多岐に渡ります。そこで、必要な費用を一つずつ解説していきます。

工事費用

太陽光パネルなどの部材とは別に、工事費用がかかります。たとえば、太陽光パネルやパワーコンディショナーの設置費用、設置する際に必要な足場の組み立てや作業機械の組み立ても含まれます。もちろん、簡単に設置できる場所なら費用は安く済みますが、特殊な屋根や取り付けにくい場所の場合は、費用は通常よりも増えるかもしれません。

また、太陽光発電を運用するにあたり、電気工事も必要です。さらには工事に関わる作業員の人件費、機材や部材の運搬費も工事費用に含まれてきます。

申請などの諸経費

太陽光発電の設置は、各種申請の手数料やメンテナンス費用も必要です。主な申請は系統連系の申請や補助金の申請などです。系統連系とは電力会社への接続申込(受給契約)のことで、この手続きを行わない限り、電力の買い取りはもちろんのこと、電力が不足したときに、電力の供給をしてもらえません。

また、太陽光発電を運用する場合は、メンテナンス費用も忘れてはいけません。そもそも住宅用太陽光発電は定期メンテナンスが義務(50kW未満の全量自家消費などの場合は除く)となっており、安定的に使うためにもメンテナンスが必要不可欠です。

太陽光発電の補助金

各自治体では、太陽光発電の設置に関する補助金制度が利用できます。一定の金額を補助してくれるため、ぜひ利用したいところですが、すべての自治体で行っているわけではないので要注意です。太陽光発電を設置する際は、お住いの自治体で補助金制度を実施しているのかを確認しておきましょう。

また、補助金制度は申請する期間や申請数が制限されているケースも少なくありません。補助金制度を利用したい方は、太陽光発電を設置する時期も注意してください。

太陽光発電を設置する前に知っておきたい注意点

太陽光発電の設置で失敗しないためには、いくつかの注意点を知っておく必要があります。太陽光発電を有効活用するためにも、どのような点に注意すべきかをチェックしておきましょう。

スケジュール

太陽光発電設置の際に、忘れがちなのが「設置まで」ではなく「運用まで」のスケジュールです。たとえば、太陽光発電設置の契約が順調に進んだとしても、電力会社との受給契約などで待たされる可能性もあります。受給契約が締結されるまでは、およそ2週間程度、状況によっては数か月要するかもしれません。

また、仮に受給契約が済んだとしても、電力会社の系統連系の立ち合いがすぐに実施されないこともあります。太陽光発電を導入するときは、運用までにどれくらいの期間を要するのかを必ず確認し、余裕を持って導入するようにしましょう。

パワーコンディショナーの位置

太陽光発電を設置する前に、パワーコンディショナーを設置する場所を検討しておきましょう。パワーコンディショナーは、太陽光パネルとの距離によってケーブルの長さなどが変わるため、費用も変わってきます。

また、パワーコンディショナーは太陽光パネルとの距離が長くなると、発電効率にも影響を与える大切な存在です。何も考えずに太陽光パネルを設置すると、思わぬ場所にパワーコンディショナーが置かれる恐れがあるので、あらかじめどこに設置したいのかを決めておきましょう。

 

太陽光発電を設置するためには、調査や見積もりから始まり、さまざまな手順を進めて運用に辿り着きます。ただし、運用までには費用など注意すべき点もあります。スケジュールやパワーコンディショナーの設置位置も含め、設置計画を立てていきましょう。

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