導入検討時の参考に!太陽光発電に適した土地の条件とは?

公開日:2021/11/15  最終更新日:2021/12/24

太陽光発電を導入するにあたり、頭を悩ませるのがその土地の条件です。たとえば沖縄のように海が近くにある場所だと、塩水でやられてしまう、といった話が昔はありました。現在ではどうなっているのでしょうか。今回は、太陽光発電における適した土地の条件について詳しくお伝えします。導入を検討されている方は要チェックです。

太陽光発電に適した土地とは?

まずは太陽光発電に適した土地の条件について詳しくお伝えします。

日当たりがよい

当たり前ですが、太陽光発電は日当たりが悪ければ効率が悪くなります。他の建物の影響で日照時間に影響が出るような場所だと、太陽光発電はうまくいかない可能性が高いのです。また山の中腹や森の中なども当然太陽光発電には適していません。よく日が当たる場所がおすすめです。

平たい土地

斜面などに設置するのは難しいわけではありませんが、工費がかさみます。斜面に安定的に設置するために、太陽光発電の設置工事以外に土地を補強する工事が必要になることもあるのです。したがってなるべく平たい場所に設置するのがおすすめです。

電柱が近くにある

せっかく発電した電力ですが、そもそも送電しないと使えません。したがって、近くに電線や電柱が必要不可欠になるわけです。仮に近くに電柱がないと、パネルの設置社の負担で電柱を設置しなければなりません。

住宅街であれば近くに電線および電柱があると思いますが、山などに設置を考えている場合は、トータルでどの程度の価格がかかるのかを算出した上で導入するか決めましょう。

海から遠い

海から近いと潮風の影響で、太陽光パネルの劣化が早まる恐れがあります。潮風によってサビが生じる可能性が高く、太陽光パネルの安定に問題が生じることもあるのです。定期的にメンテナンスをするなどでも対応できますが、海岸から近い場所に設置する場合は塩害対策済みの太陽光パネルが必須になります。

災害が少ない

日本は災害大国であり地震もありますし火山もあります。大雪が降る地域もあれば台風もやってきます。自然によるリスクが極めて高い地域にあり、太陽光パネルにとっても厳しい土地、といっても過言ではありません。

災害が多い地域に設置すると、当然リスクは高まります。各地域のハザードマップなどを活用し、太陽光発電の設置に適した場所可確認しましょう。

太陽光発電に適していない土地とは?

太陽光発電の設置におすすめできない土地の条件についてもお伝えします。

日照時間が短い

太陽光発電は太陽光によって発電するものであり、日照時間が短いと発電量が稼げません。したがって日照時間が短い土地には向いていないのです。

設置を検討している場合は、検討している土地の日照時間を前もって調べておきましょう。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の日射量データベースを参考にするのもおすすめです。

アクセスが悪い

太陽光発電は定期的にメンテナンスしなければなりません。山の奥など、定期的に行けないような場所に設置すると、メンテナンスだけでもかなりの負担となります。業者に頼むことになりますが、交通費などコストが上乗せされることもあるので気をつけましょう。

土地が狭い

あまりに狭い土地だと、希望している発電量分のパネルが設置できない可能性が出てきます。ただ家庭用程度の発電量でよいのであれば、一般住居の屋根でも充分です。

産業用発電を考えている企業であれば気にすべきところですが、一般家庭用についてはとくに気にする必要はありません。

太陽光発電を導入するメリット・デメリット

太陽光発電を導入する理由ともなるメリット、および導入することで発生するデメリットを紹介します。

メリット

まずは売電収入があります。発電した電力は電力会社に買い取ってもらえるため、結果として節約にもつながるわけです。ちなみに国が行っている固定価格買取制度により、事業用太陽光発電の場合は売電価格が20年間固定されます。

土地を活かせるのもメリットの1つです。田舎の土地であるとか、アパートやマンションの屋根など、普段何も利用していない場所を有効活用することになるわけです。

比較的維持費が安く済む点もメリットの1つです。メンテナンスが必要ですが、3年から4年に1回程度で済みます。半年に1回など高頻度で行われることはないので安心してください。

デメリット

最大のデメリットは災害の影響を受けやすいところです。風雨にさらされるため、耐久性能があったとしても徐々に問題が生じてきます。とくに太陽光発電システムのパワーコンディショナーは早ければ10年程度で寿命が来てしまうため、臨時の出費が発生することも珍しくありません。

初期費用の回収に時間がかかるのもデメリットの1つです。売電収入で設置費用を取り戻すまでには、平均すると10年程度かかるため短期の土地利用には向いていません。

 

太陽光発電に適した土地の条件を紹介しました。日当たりがよく、平たい土地で電柱が近くにあり海から遠い場所がおすすめです。沖縄の場合は、比較的海から近い土地が多いため太陽光発電は難しいとされています。もし導入したいのであれば、塩害対策などがしっかりとされているものを選んでください。

おすすめ関連記事

SEARCH

新着記事

燃料や電気料金の値上げが続くなか、自家発電によって、月々の光熱費を抑えたいという方や災害時に備えたいという方から、蓄電池と太陽光発電は注目を集めています。脱炭素社会の実現に向けて政府も後押し
続きを読む
太陽光発電と一言で言っても、その中身は住宅用太陽光発電と産業用太陽光発電に分かれます。当記事では住宅用太陽光発電システムの特徴と産業用太陽光発電システムの特徴をそれぞれ解説し、住宅用・産業用
続きを読む
便利で節電対策になるといわれている太陽光発電。自宅の屋根の上にソーラーパネルを設置している家庭を見ることもずいぶん増えてきた昨今ですが、災害の多い我が国ではトラブルも頻発しています。今回はそ
続きを読む