太陽光発電と蓄電池を併用するメリット・デメリットとは?

公開日:2022/05/15  最終更新日:2022/06/07

併用するメリット

戸建ての屋根の上に、または畑の真ん中などでも見かける機会が多くなった太陽光発電の機械たち。年々設置する住宅も増え、認知度はかなり増えてきました。ですが、モノによって太陽光発電といったり、蓄電池といったりすることをご存じでしょうか。今回はそんな発電と蓄電池に関して、詳しく紹介していきたいと思います。

太陽光発電と蓄電池を併用するメリット

同じ太陽光発電に関する機械であっても発電の仕方や、使用方法が少し違います。今回はそれぞれの用語を説明するとともにこれらを併用することによるメリットを紹介していきたいと思います。

太陽光発電とは

太陽光の力で電気を作るパーツのことをいいます。太陽光パネル(またはソーラーパネル)といいます。屋根にこれを直接取り付けて太陽の光を受け、直流の電気を発電します。

これは太陽光が太陽パネルに照らされると、パネル内の電子エネルギーを放出し、電気を発電します。しかし、直流の電気を発電しても家庭で使うことはできません。使うためには、以下のプロセスを辿る必要があります。

・太陽光パネルで発電する

・接続箱に電気を集めてパワーコンディショナへ

・電気を交流に交換

・室内分電盤で葉に電気を送る

接続箱は太陽光パネルに送られてくる電気をまとめ、パワーコンディショナに送る役割をします。太陽光で発電された電気を直接家庭で使用することができないため、パワーコンディショナで交流に変換する必要があります。

蓄電池とは

ここでは蓄電池を詳しくみていきます。蓄電池の内部で科学反応が起こることで、電気を取り出す「放電」や電気を取り込む「蓄電」などが可能になるシステムです。

蓄電池の内部は、金属を主とする2種類の電極(プラス極とマイナス極)と電解質でできています。マイナス極に溜まった電子が回路に通じ、プラス極に送られて電気を流すのが「放電」です。

蓄電池と乾電池の仕組みは、基本的には同じです。内部の放電時とは、逆向きの電気を流すことで逆の科学反応を起こし、元の状態に戻すことができ、このことを「蓄電」といいます。

太陽光発電と蓄電池を併用の仕方

・発電した電気を交流に交換

・再度と直流の変換し蓄電池へ

太陽光パネルで発電した電力は、自家消費で全ての電力を使い切ることは稀であり、そういった余剰電力が蓄電池にためられるのです。

太陽光発電と蓄電池併用のメリット

蓄電池の設置は必須ではありませんが、節電に繋がるのでおすすめです。具体的にメリットについて紹介していきます。

・災害時に非常用電源として活用できる

・夜間に蓄電池で溜めた電気を使用して節電できる

・ピークカットによる節電効果の期待

FIT制度終了後の自家消費に活用できる

ピークカットとは、1日の間に最も電気の使用量の多い部分を少しでも削減して、節約することをいいます。また、FIT制度とは、発電した電気を電力会社に買い取ってもらえる制度のことです。

電気の買取単価(売電価格)は年度・発電システムの容量で決まります。個人宅は10年間有効で、法人・投資用は20年間有効となっています。

太陽光発電と蓄電池を併用するデメリット

どちらもともに、生活や災害時に非常に役に立つものです。しかし、もちろんデメリットも存在しますので、今度はそちらを紹介していきます。

・家庭用蓄電池の費用負担が比較的大きい

・補助金制度は各自治体独自で受けられない地域もある

・設置スペースを確保しなくてはならない

・家庭用蓄電池の寿命は7年から15年程度と短い

太陽光発電と蓄電池を併用する際に注意するべきポイント

これから家庭用蓄電池と太陽光パネルを選ぶ方に向けて、注意するポイントをまとめてみました。

連携方式を事前に確認する

家庭用ユニットには2種類の方式があります。事前に確認しておきましょう。

・太陽光発電と連携するタイプ

・太陽光と連携しないタイプ(スタンドアローンタイプ

蓄電容量を決めた上で選ぶ

蓄電容量はメーカーや商品ごとに異なります。また、使用頻度も計算したうえで選ぶようにしましょう。

特定負荷型と全負荷型の違いを理解しておく

非常用電源として蓄電池を使用することを優先したい方は、これらのことを理解しておくと良いでしょう。特定負荷型とは、あらかじめ指定した電気機器の回路と家庭用蓄電池を連携する方式です。

例えば、停電が発生した際、連携した電気機器のみに電気供給できるのが特徴です。対して、全負荷型は、住宅内全ての電気機器と蓄電池を連携する方式なので、停電の際は、どの電気機器も使用可能となっています。

 

今回は太陽光発電と蓄電池について、詳しく解説していきました。いかがでしたか。メリットもありますが、デメリットもいくつかありました。種類や容量、耐久年数によって値段も異なりますので、さまざまな種類を調べて検討する必要があるでしょう。大切なのは「自分の優先順位を考えること」です。よく考えて納得のいくモノを見つけられるよう、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。

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